やっと頭金が貯まったのでマイホーム購入を検討しているのですが、住宅ローンで悩んでいます。
固定金利と変動金利とありますが、どちらがいいのでしょうか?
選ぶときのポイントがありましたら教えてください。
住宅ローンは、固定金利と変動金利のどちらを選ぶか?
「こっちのほうがいいですよ。」と簡単に答えがでないテーマですので、多くのひとが悩まれます。
◆固定は低リスク。変動は低金利。
住宅ローンにはいくつかの金利タイプがあり、どれを選ぶかによって金利が変わるので、支払い総額が違ってきます。
<<固定金利型>>
借入期間の間ずっと金利が変わらない
タイプを「
固定金利型
」といいます。
あとで説明する「固定金利期間選択型」に対して「全期間固定金利型」ということもあります。
借入時から完済するまで、契約時の金利で返済をしていきますので、 返済計画が立てやすく 、 低金利のときに契約すれば、ずっと低金利のまま返済できます 。
一般的に、 変動金利型に比べると金利が高め に設定されています。
<<変動金利型>>
通常、半年ごとに金利が見直される タイプを「 変動金利型 」といいます。
一般的に、 固定金利型よりも金利が低め に設定されています。
金利水準が下がって、ローン金利も下がれば、返済額が少なくなりますが、逆に、金利が上昇し、返済額が多くなる可能性もあり、
借入時点では返済総額がいくらになるかわかりません
。
急激な金利上昇が起きると、未払い利息が発生(毎月支払うべき利息額が返済額を超えてしまう)する危険もあります。
<<固定金利期間選択型>>
「固定金利期間選択型」 は、 契約時に固定金利の期間(2年、3年、5年、10年など)を選び、その期間の金利が変わらない タイプです。
固定期間が終了すると、その時点での金利水準で変動金利にするか、固定期間を選ぶかを選択することができます。
固定期間中の返済額は変わることがありません が、 固定期間終了後の返済額がどのくらいになるかは借入時にはわかりません 。
◆金利の変動に対応できるかどうかがポイントです。
今後の金利水準がどう変化していくのかを知ることができれば、固定金利の変動金利のどちらが有利かを判断することができます。しかし、それは難しいでしょう。
金利タイプを選択する際には、 金利変動のリスクにどのくらい対応できるのか を判断材料にしてみてはいかがでしょうか。
資金に余裕があり貯蓄などで金利上昇に対応できる ひとや、 借入額が小さい 、 借入期間が短い といったひとは、 変動金利 を選ぶメリットを受けやすいでしょう。
資金に余裕がなく金利上昇に対応できない ひと、 借入額が大きい 、 借入期間が30年、35年と長い 場合は、金利上昇のリスクが高まりますので、 全期間固定金利 を選択するほうがいいでしょう。
固定金利期間選択型は、全期間固定よりも毎月の返済額は低く、金利上昇のリスクも変動金利よりも抑えられるので利用者が増えています。
◆実際の利用者はどっちらを選んでいるの?
金利タイプの選択は、それぞれの状況に合ったものを選ぶことが大切ですが、他のひとがどちらを選んでいるのかも気になりますよね。
参考までに、住宅金融支援機構が行った「民間住宅ローン利用者の実態調査」より、住宅ローンの金利タイプ別利用状況を抜粋してご紹介します。
※ 民間住宅ローン利用者の実態調査(住宅金融支援機構) より