総量規制とは?あなたはいくら借りられる?! – キャッシングのマネカフェ

 

カードローンの利用限度額がいくらになるのかは気になりますよね。

「最大500万円まで融資」などと書かれていても、みんなが500万円まで借りられるわけではありません。また、申込書に記入する希望額についてもその金額を借りられるとも限りません。

あなたの利用限度額がいくらになるかは、次の2つの観点から決まります。

◇返済能力

収入やそれまでの借り入れ状況などさまざまな要素から「いくらまでなら返してもらえるのか?」と、あなたの返済能力を貸す側の金融機関が見極めます。

◇法律で決められた限度額

貸金業法という法律で貸すことができる上限金額が決められています。この上限を超えて貸すことは法律違反となり処罰を受けることになります。

 

総量規制とは?

risu

法律で借りられる上限が決められているとお話しましたが、これが「総量規制」です。

具体的には、年収の3分の1までです。

これは貸金業者からの借り入れ総額に対する制限ですので、すでに他から借り入れがあるとその分が差し引かれて計算されます。

例えば、年収300万円のひとは100万円が借りられる上限です。すでにA社から40万円借りていたとしたら、残り60万円借りることができます。

 

2010年に貸金業法が改正される以前は、年収の半分以上の借り入れがあるひとも大勢いました。総量規制によって借りられないで困っているひとがいると報道されたりもしましたが、決して借りる側にとって悪いものというわけではありません。

そもそも総量規制が導入されたのには多重債務問題の深刻化があります。返済能力以上のお金を借りてしまったがために生活が破たんしてしまったのです。こういった状況から守るための法律だということを知っておきましょう。

 

総量規制の対象は?

 

簡単に言うと・・
消費者金融での借り入れクレジットカードを使ったキャッシングが総量規制の対象です。

クレジットカードでのショッピングについては対象となりません。
また、銀行、農協、信用金庫、信用組合、労働金庫からの借り入れも対象外です。

担保のある住宅ローンや自動車ローン、借りる側が一方的に有利になるおまとめローンといった総量規制が適用されないローンもあります。詳しくは下記(参考)総量規制の例外と除外をご覧ください。

総量規制は、あくまで個人向けの貸し付けが対象ですので、個人が事業用資金として借りる場合も対象外となります。

 

どうやって年収を確認するの?

 

50万円を超える額を借りるとき、または他社と合わせた借入額が100万円を超えるときは収入を明らかにする書類を提出しなければなりません。

 

貸金業者は、提出された書類と個人信用情報を照会することで収入と借入額を把握して、総量規制の上限を超えた貸し付けをしないようにしています。

申込書でも年収や他社への借入残高を申告します。申込書で年収や借入額を偽ることは絶対にやめましょう。たとえ偽ったとしてもすぐに分かってしまいます。

 

収入を証明する書類

◇源泉徴収票
1月から12月の1年間に会社から受け取った金額が記載されたもので、翌年の1月末までに渡されます。

◇所得証明書
住民票のある役所へ申請するともらえ、給与所得以外も含めた収入を証明できます。

◇その他証明書類

・納税通知書
・青色申告決算書
・確定申告書
・支払調書
・収支内訳書
・年金証書
・年金通知書
・給与の支払明細書

※貸金業者によって認められる書類が違いますので、申し込みの際によくご確認ください。

 

総量規制の問題点

 

借りられる金額が総量規制で制限されてしまうと、借りたくても借りられない状況が生まれます。特に収入が低い人ほど制限に悩まされることが多いのではないでしょうか。

なかには貸してくれるのならどこでも構わないと、違法業者から借り入れをしてしまうひともいます。

またクレジットカードの現金化という手段を選ぶこともあり得ます。クレジットカード会社は現金化を認めていませんので、契約違反となりクレジットカードを止められてしまうこともあります。

貸金業法が改正されて統計上は多重債務問題が改善されていると言われていますが、かえって借りるひとを苦しめている側面もあることを忘れてはいけませんね。

 

(参考)総量規制の例外と除外

 

総量規制には「例外」と「除外」があります。

例外貸し付け 除外貸し付け
借入残高が年収の3分の1を超えていても借り入れでき、総量規制の借入残高に加算されます。 借入残高が年収の3分の1を超えていても借り入れでき、総量規制の借入残高に加算されません。
・借換えローン
・緊急医療費貸付け
・特定緊急貸付け
・個人事業者への貸付け
・配偶者と合算して年収合計の3分の1を超えない貸付け
・住宅ローン
・自動車ローン
・高額療養費の貸付け
・有価証券担保貸付け
・不動産担保貸付け(居宅以外)

 

※総量規制の借入残高に加算されるor加算されないというのは・・

年収300万円のひとは100万円まで借りられます。
このひとが、例外貸し付けで100万円借りたらそれ以上は貸金業者から借りることはできません。
一方、除外貸し付けで100万円借りても貸金業者から100万円借りることができます。