旦那の借金と勝手に作られた妻名義のカードローン自己破産の体験談

管理人58号が送る。債務整理体験談。

今回はこんな方↓↓

名前:古澤 純子(仮名)
性別:女性
職業:専業主婦
年齢:40代
借金合計:50万円(+300万円)

 

家事に子育て、両親の介護なども始まって毎日が忙しい中、突然自宅に来たスーツ姿の男性2人。
それまでは、借金があるなんて知りもしなかったんです。

私達家族の自己破産の体験談を紹介します。

【スーツ姿の男性2人】

Salesman facing his own devil shadow

仕立ての良さそうなスーツ姿の男性が我が家のインターホンを鳴らしたのは、難病を患っている義父の昼食を食べさせている時でした。
手が不自由になってしまい、自分で食べることが難しくなっていたからです。

義父の昼食を中断させ、インターホンの電話を取ると「古澤健太郎(主人)様はおりますか?」との事。
不在を伝えると、「失礼ですが、健太郎様の奥様でいらっしゃいますか?」「○○会社の○○と申します。融資の件でお話があるので、玄関先までよろしいですか?」

礼儀正しい口調に私は玄関先まで行ったら最後、、、

相手はヤミ金融業者で、「奥さん、ご主人の借金したお金返してくださいよー。」と大声で言い出したのです。

この時、初めて借金の存在に気がついたのです。

【家族会議】

主人が仕事から帰ってきて食事を済ませてから、家族会議を開きました。
参加したのは私達夫婦と義父、義母の4人。

子供たちには聞かせられない話でしたし、心配をかけさせてはいけないという判断から部屋にいかせました。

義父は手足のしびれなどがあるものの意識ははっきりしていましたし、義母も年齢を重ねてはいるものの足腰も強く頭もしっかりしています。
そんな中、主人を問いただすような形になりました。

借金の原因はギャンブルや飲み代が殆どで、仕事が早く終わるとパチンコに行き残業だと私たちには伝え遊んで帰ってきたそうです。

借金の総額は380万円。
その内、80万円は私の名義での借金だと言われました。

私は何も契約書も書いていないし、何も知らなかったのですが私名義で勝手に専業主婦でも借入ができるカードローンを1社。それから消費者金融で配偶者貸付という方法で1社。利用していました。

本人確認の電話も自分の携帯に電話がかかってくるように仕向け、上手く裏声で対応。本人確認書類も勝手に運転免許証を持ちだして手続きしたそうです。

その他300万円はクレジットカードや消費者金融に銀行、ヤミ金融業者まで手を出していたのです。

実際、本当に300万円の借金だったのかどうかなんてわからないのですが・・・。

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【借金の返済方法を考える】

借金の返済方法を考えた時に、返せないというのが義父、義母、私の答えでした。
義父は働ける状態ではないです。収入は年金のみになります。
義母は日本舞踊の先生をしていて、年金にプラスして収入が少しはありますが多くはないですし、私は義父の介護もありますし、子供が障害を抱えているのもあって、働くとしてもパートで少しなら・・・という程度。

主人の収入を考えても、300万円の借金を前に焼け石に水です。

そして私たちは自己破産の道を選びました。

【自己破産は簡単な手続きではない】

法テラスを利用して弁護士を探すところから始めました。
弁護士を探して依頼するまでにヤミ金融業者の取り立てや嫌がらせはエスカレートしていく一方でしたが、もう一度、近所に広まった噂は取り消しが聞かないですし、、ある意味開き直って慎重に弁護士を探し、依頼することにしました。

そして、主人の名義の借金を自己破産することになりました。
主人がした借金なので私名義の借金も同時に自己破産できるものだと思っていたのですが、あくまでも名義が違う場合は私が自己破産の手続をしないといけないということ。
また勝手に作られた借金の場合は事件化させないかぎり、返済の義務は借金の名義人になることを知りました。

自分たちで書類を作成したり、と書類収集も大変でした・・・

ヤミ金融業者の取り立ては弁護士に依頼したその後すぐに「破産手続きなんて卑怯ですよ~裏切りですね。返していただける前提で貸したんですけどね~」と大きな声で言われたり。

心身ともに疲れ切っていました。

【離婚の許可】

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義父も義母もそんな私をみて、「純子さん、今回の事は健太郎が全部悪い。嫌だったら別れてもいいんだよ。」と言われたのですが、借金もあるし子供もいるし、私自身、両親を早くに亡くしていて嫁に来た時から本当に親切にしてもらっている義両親は本当の親のようだったので、そんなことできなかったんです。

ほんの一瞬、一瞬だけ、離婚しようかな。
なんて思ったのもあったのですが、でも一緒に解決する事を選びました。

【自己破産の手続も完了。】

自己破産をする場合、破産者の持ち物が抵当に入るのですが家も車も殆どが義父の持ち物だったので引っ越しすることもなく、同じ土地での再スタートになります。

近所の目やいらぬこと言われたりもしましたが、いろんな人がいますからね。助けてくれる人もいましたよ。

主人との関係もギクシャクしていないんです。
長年連れ添ったからでしょうかね、、学生の頃からの付き合いなので、それとなく寄り添えているのだと思います。

もちろん、パチンコもやめてもらって、持つのは現金だけ。
お皿洗いは主人の家での仕事にしてもらっていますが(笑)

本人も反省している様子ですし、私の名義で借り入れした借金は少しずつですが返済していっています。

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管理人58号

どうも。管理人58号です。 日々の生活の中で疑問に思うことを分かりやすく解説。そして、気になる疑問にもお答えするのが趣味です。 くだらない小言を誰かに読んでもらえるのが至福の日々。 特技は引きこもりとEnterKeyの連打。