カードローンは本当に必要?みんなの使い道から考えてみました

 

カードローンの利用者は全国に1100万人以上いると言われています。
単純計算しても約10人に1人が利用していることになりますね。

『こんなにたくさんの人が利用しているんだから必要かどうかなんて考えるまでもない』と思われるかもしれませんが・・そうでしょうか?

これからカードローンを利用する方にぜひ読んでいただきたい内容です。

 

多重債務問題の現状

 

日本信用情報機構が公表している統計データによると、2014年3月時点で
5社以上から借り入れをしている人は約14万人
・この14万人の平均借入残高は約173万円
です。

また2013年の自己破産者は8万人多重債務による自殺者は688人です。
(日本弁護士連合会「改正貸金業法の完全施行後4年を迎えての会長声明」より)

多重債務問題を解決するために貸金業法が改正されましたが、それでもこれだけの人が苦しんでいる現状があります

カードローンは本当に必要なものなのでしょうか?
まずは、借りたお金をどんなことに使っているのかを調べてみることにしましょう。

 

みんなはどんな目的で借りているの?

 

カードローンの利用目的

世帯年収 娯楽・交際費 生活費 車関連費 旅行費用 トラブル対応費 支払い 教育費 慶事費 投資資金
(全体) 48.3% 42.2% 18.2% 12.7% 12.6% 10.6% 10.0% 7.7% 6.3%
400万円未満 41.4% 56.0% 19.5% 10.4% 12.1% 10.3% 9.0% 9.1% 3.6%
400万円以上
600万円未満
46.4% 44.6% 17.5% 13.7% 15.0% 11.7% 9.4% 6.8% 6.7%
600万円以上
800万円未満
54.9% 37.0% 20.2% 11.9% 9.3% 9.6% 11.1% 8.0% 6.0%
800万円以上
1000万円未満
54.3% 32.5% 18.9% 12.5% 11.8% 12.9% 11.8% 6.8% 6.8%
1000万円以上 53.6% 23.2% 13.0% 16.3% 14.1% 8.7% 10.5% 6.2% 12.0%

※ジャパンネット銀行「カードローンに関する実態・意識調査」より

 

カードローンの利用目的の第1位は「娯楽・交際費」、第2位は「生活費」です。
3位以下を見ても車や旅行、教育費などどれも生活に密着したものばかりで日常的にカードローンを利用しているようですね。

「生活費」の不足分を埋めるための借り入れは日々の生活を送る上で必要なお金といえますが、「娯楽・交際費」「旅行費用」などは絶対に借りなければならなかったのかどうかは疑問が残ります。

 

少額のお金を手軽に用立てる手段

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カードローンで借り入れしている人の6割以上が10万円未満の比較的少額のお金を借りています。給料日までのピンチを乗り切るためにちょこっとだけ借りるという使い方が多いのかもしれませんね。

ここにカードローンを必要とする理由が見うけられるのではないでしょうか。

つまり、少しのお金を困ったときにすぐ借りられるカードローンの特徴が多くの人に求められているということです。

他のローンは借りるためにはその都度申し込みをして審査、契約という手順を踏まなければなりませんが、カードローンなら最初に契約すれば利用限度額の範囲内で何度でも借り入れできますのでとても便利なのです。

 

上手に利用するコツは「短期間」

 

利用者にとって手軽で便利なカードローンですが、多重債務に陥らないためにも上手に活用していきたいものです。

次の表は消費者金融A社の返済シュミレーションを元に作成したものです。(金利:18%)

借入額 返済期間 毎月の返済額 利息総額 返済総額
10万円 1年 9,167円 9,860円 109,860円
3年 3,615円 29,544円 129,544円
5年 2,980円 39,184円 139,184円
50万円 1年 45,839円 49,312円 549,312円
3年 18,076円 147,811円 647,811円
5年 14,901円 196,053円 696,053円

 

10万円を借りたケースを見ると1年間で返済すれば1万円弱の利息で済みますが、完済するまでに5年かかると4万円近い利息を払わなければなりません。

50万円を5年で返済するとおよそ20万円の利息を支払うことになります。

では10万円を借りて1ヶ月で完済したらどうでしょうか?
この場合、支払う利息は1,479円で済みます。

 

あくまで短期的な借り入れということがカードローンを賢く使うコツです。

ほとんどのカードローンが借入残高に応じて「今月中にいくらは返済してね」という最低返済額が決められています。毎月の支払いの負担が軽いからといって最低返済額だけを支払っていると気づかないうちに返済が長期化してしまいますので充分気を付けてください。

そして、日々の暮らしのなかで必要なお金やいざというときのためのお金を用意しておくこと、借りるときは本当に必要なお金なのかどうかを考えるようにすることも大切です。

利用目的やそのときの状況によっては、あなたが借りるべきところが他にあるかもしれません。(公的貸付や住宅ローン、自動車ローンなど)

どこから借りるにしてもくれぐれも返済計画には余裕を持って下さいね。