目次~この記事に書かれていること~
どうしてもローンの返済に困ってしまって返済を期日まで支払いができないと、「遅延損害金」が発生します。
この「遅延損害金」について調べてまとめたページです。
ウッカリ入金漏れでも「遅延損害金」はつくの?
「遅延損害金」はどの業者も一緒?
そんな疑問にお応えする内容になっています。
そもそも、遅延損害金って何??
遅延損害金は「遅延利息」「延滞利息」とも表現され、金銭債務の不履行の場合、支払い期限が経過したことによる損害賠償として法律上、支払わなければならない金銭
のことです。
もっと簡単に表現するのであれば、 CDやDVDのレンタル品を期日までに返却しなかった時に延滞料金と同じようなもの です。
支払い期日までにかかる利息は契約時の利息となり、支払い期日までに規定の金額を支払いしない場合、元金に対して「遅延損害金」が発生します。
多くの場合、元金に対して20%や18%の利息が付くようになります。
ここで勘違いが多くなるのが「遅延損害金」は通常の契約時の利息にプラスして、支払いをしないといけないということはありえません!!
元金に対して契約時の利息が付くのは返済日まで。
その後には「遅延損害金のみ」がつきます。
両方の利息を加算された形で請求されたら、それは警察などに相談するべきです。遅延してしまったということを反省するべきですが、何でもかんでも債権者に従うべきではないので注意してください。
遅延損害金の上限
遅延損害金には上限が法律で定められています。
利息制限法4条では、遅延損害率の利息制限法の上限は1.46倍までとなっています。
ただし、
賃金業者が行う営利的な金銭消費貸借の場合、一律、年率20%が上限
と定められています。(利息制限法7条および出資法)
つまり、賃金業者から借り入れをして延滞してしまった場合でも20%以上の利息はとられないとられない・とれない。ということになっています。
遅延損害金の計算方法
多くの銀行・消費者金融では同じ計算方法で遅延損害金を計算します。
借入残高×遅延損害金年率÷365日(うるう年は366日)×期限の利益損失日の翌日からの経過日数
なので、100万円を1ヶ月間(30日)延滞したとしましょう。
遅延損害率は20%
100万円×20%÷365日×30日=16438円
16438円が遅延損害金となります。
そして、ここで重要なのが、このお金だけの支払では解決には至りません。
遅延損害金が発生する前の元本の返済も合わせて行う事によって、次の返済が通常どうり返済できるという形になります。
業者別、遅延損害金利率 一覧
| 三菱東京UFJ銀行 | 契約時の通常金利と同じ |
|---|---|
| みずほ銀行 | 19.90% |
| 三井住友銀行 | 19.94% |
| 新生銀行 | 20.00% |
| イオン銀行 | 19.80% |
| 東京スター銀行 スターカードローン | 借入利率と同じ |
| 東京スター銀行 バンクベスト | 借入利率と同じ |
| りそな銀行 プレミアムカードローン | 14.00% |
| りそな銀行 クイックカードローン | 14.00% |
| セブン銀行 | 不要 |
| 楽天銀行 | 19.90% |
| じぶん銀行 | 18.00% |
| ジャパンネット銀行 | 20.00% |
| 住信SBIネット銀行 | 20.00% |
| オリックス銀行 | 借入利率+2.1%(年率) |
| アコム | 20.00% |
| プロミス | 20.00% |
| モビット | 20.00% |
| アイフル | 20.00% |
| ノーローン | 20.00% |
遅延損害率は業者によって異なりますから、契約時に確認しておくようにしましょう。1日でも延滞してしまえば料金は発生していしまいますから、注意してください。
遅延損害率は商品詳細や商品内容のページに記載されていることが多いです。
遅延損害金を払わないで返済を伸ばす方法
遅延損害金は上記でも説明したとおり、18%や20%と高い金利もつきますし、法律で決められている罰則金でもあります。
なので、
支払わないといけないお金
でもありますが、遅延損害金を支払いしないで、返済を伸ばす方法があります。
それが、返済できないと思ったら、借入先に連絡することです。そして
返済日の変更を依頼
します。
「返済日の変更」が
可能な業者と不可能な業者がありますから、どの商品でも対応してくれるというわけでもありませんが、返済日の変更の手続きを行うことによって、遅延損害金を支払いしないで返済日を伸ばすことができます。
一般的なケースですが
銀行は返済日の変更には応じてくれない場所が多く、新生銀行カードローンレイクは珍しく変更が可能
となっています。
もちろん、返済日の変更が「不可」であっても、継続的に約定返済日を変更する場合や他のローンを同じ業者(銀行)で利用した場合に同じ日の引落しに変更する、転職により給料日が変更のために継続的に返済日を変更するなどはできる銀行がほとんどです
あくまでも、返済日を引き延ばすための返済日の変更という意味での「不可能」と考えてください。
これらに対して 消費者金融であるアコムやプロミスは比較的、柔軟に対応 してくれます。電話で対応してくれる業者もあればインターネット上のマイページからなど、支払い予定日の変更は気軽にできるようになっています。
ただし、変更をするにあたっては、それまでの利用状況も確認されます。延滞などの前科が多く、しょっちゅう変更している場合は断られる可能性もあります。
遅害金の支払い=事故?ブラックリスト入り?
「遅延損害金の支払いをしたから。」
「遅延損害金をつけてしまったから。」
といってすぐにブラックリスト入り!でもありませんし、事故登録でもありません。
業者によって定義は異なりますが、一般的に1周間程度の延滞は「初期延滞」と呼ばれていて、うっかり入金漏れかな??という程度ですから、本当にうっかりであればすぐに支払う事によって、問題は解決します。つまり、 初期の延滞であれば事故登録やブラックリスト入りはしないということです。
もちろん、信用情報機関には延滞したという事実は残ってしまいますし、遅延損害金の支払いも発生します。
しかし、
「人間間違えもあるでしょ。」
「たまたまでしょ。」
としか見られないので、安心して下さいね。
でも 何度も「初期延滞」を繰り返す。や連絡が付かないなど不審点が多くなると、警戒されてしまいますから、十分に注意してください。