目次~この記事に書かれていること~
婚活中に出会ったひとに勧められてマンションを購入したのですが、その後、相手と連絡が取れなくなってしまいました・・。
これ、もしかしたら、 詐欺 かもしれません!
このような相談が、国民生活センターに数多く寄せられています。
特に
30代から40代の女性に被害が集中
しており、マンション契約をしたひとの
平均年齢は35.1歳
、
女性が男性の2倍以上
だということです。
契約購入金額は、平均 約3012万円とかなり高額なのも特徴です。
デートでバッグや洋服を買わされるような、かつてのデート商法とは金額が違い、さらに精神的ダメージも大きくなります。
人生のパートナーを真剣に探しているひとの心につけこむなんて悪質極まりありませんね!
これから、具体的な手口を紹介していきますので、詐欺被害に遭わないために、ぜひご覧ください。
騙し役が結婚を意識させ勧誘し、契約は販売役が担当
詐欺師は、どのような手を使ってマンションを購入させるのでしょうか?
◆婚活サイトなどにプロフィールを公開
騙し役となるひとが、 婚活サイトなどに登録しプロフィールを公開 します。
もちろん本当のことを登録するのではなく、ターゲットとなる異性の受けがよさそうな人物像を演じています。また、真剣に婚活をしているひとが集まりやすい、有料の婚活サイトが利用されます。
◆ターゲットを探しだしてアプローチ
収入や年齢などからマンションを購入できそうなひと、つまり、 住宅ローン審査に通りそうなひとを探し、メッセージを送ったりして徐々に好意を伝えます 。その後、 頃合いをみてデートに誘います 。
◆デートを重ねて、信頼を得る
いきなり投資話をするのではなく、何回か会って話をする中で、恋愛感情を芽生えさせ 次第に結婚を意識するよう仕向けます 。
騙し役は、相手がマンションを購入したら報酬がもらえるため、どうにかして信頼させようとさまざまなテクニックを駆使してきます。ときには、あえて強く主張してケンカするような演出まですることもあるそうです。
◆「2人の将来のため」と投資話を持ちかける
タイミングを見計らって、 「今後の2人の将来設計を考えてみない?」などと、マンション購入のことを自然に話題にします 。
◆販売役が登場。マンションの売買契約を結ばせる
マンション購入の段階になると 騙し役とは別の販売役が登場し、数千万円の物件を、相場よりも高い値で購入させられます 。
騙し役から「親しい友人」や「上司」などと紹介されるため、相手の顔をつぶしてはいけないと思って断りづらく、しぶしぶながらも契約をしてしまうケースもあります。
騙し役と販売役をひとりでこなすパターン
騙し役自らが、投資コンサルタントなどを名乗って、「
節税対策になる
」「
年金の代わりになる
」とマンション投資を持ちかけられるパターンも報告されています。
契約までは、とても親身になって相談に乗り、すべて面倒をみると言ったりするのですが、契約が済んでしまうと一切連絡が取れなくなってしまいます。
なぜ騙されてしまうのか?
「 何回か会っただけのひとに言われただけで、マンションを購入するなんて信じられない。 」と思うひともいるかもしれません。
しかし、
容姿が整ったひとが騙し役を担当し、巧みな話術や演出を用いて騙しにかかってきます。
結婚したいと思える相手を探しているところに、好みの異性が現れ、とっても気が合うし、誠実そう。しかも、自分に好意を寄せてくれているとなれば、浮き足立ってしまいます。
「2人の将来のため」なんて言われたら、信じてしまうのも無理はありません。
マンション投資詐欺に遭わないためには
容姿・年齢・年収・職業などがすべて好条件のひとが婚活サイトに登録しているなんて、何か怪しいとは思いませんか?
もしこのようなひとからアプローチがあり、 マンション購入などの投資話を持ちかけられたら要注意 です。
ひとりで決めることは避け、 誰かに相談しましょう 。
婚活中のひとをターゲットにしたマンション投資詐欺は、「詐欺では?」と疑うまでに時間がかかりがちで、問題の発覚が遅れたためにクーリングオフができなかったというケースが多いのも特徴です。
納得してマンションを購入する場合でも、返済計画や運用コストなどを含めて、慎重に検討しましょう 。
また、婚活サイトの利用者は100%安全な相手とは言い切れませんので、 自分のプロフィールの公開範囲や内容に十分注意しましょう 。