被害拡大が予想されるファンド型投資のトラブル事例紹介

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複数のひとから募った出資金を元手として投資を行い、その収益を出資者へ分配するようなしくみをファンド(集団投資スキーム)といいます。

出資者が利益を得られるかは、確実ではなく、場合によっては大きな損をしてしまうこともあり得ます。

 

損失が出る可能性をきちんと伝えなかったり、十分な説明がないままに契約させられてしまうなどのトラブルが問題になっています。

 

下表のように、国民生活センターに寄せられた件数は増加傾向にあります。

年度 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
相談件数 7,222 18,487 15,489 17,310 13,515

 

『自分は、投資なんて全く興味ないから騙されるはずがない』と思っているひとこそ要注意です。

 

 

最初は断っていても、だんだんその気になってしまう

 

nayamuotoko投資に関する資料が送られてきたり、電話でも勧誘を受けましたが、「お金がないので・・」と断っていました。

でも、「投資先の会社の株が上場する予定で、そうなれば株価が値上がりするのは確実」「銀行に預けるよりもお金が増える」と何度も電話を受けるうちにだんだんその気になってしまい、契約してしまいました

 

 

高値で買い取る、謝礼を払うと言われて立て替えのつもりで契約

 

kanewowatasu見知らぬ業者からエコ関連事業に投資するファンドの資料が届きました。

興味がないので捨ててしまったのですが、数日後、別の業者から電話があり、代わりにそのファンドに申込めば、買い取ってもらえる上に謝礼がいただけるとのこと。

再びファンドの資料が送られてきたので、立て替えるつもりで申し込みをしました。

その後、買い取ってもらうおうと業者に連絡しても応じてもらえず、追加出資まで勧められました

 

 

『絶対損はしない』『ちゃんと届出している』『販売資格を持っている』

 

makasero

知り合いから紹介された投資業者に「絶対に損はさせない」と言われたので、FX関連の組合に500万円の出資契約をしました。
その後、やっぱり解約したいと申し出たのですが、応じられないと言われてしまいました。

 

訪問でファンド販売業者からの勧誘を受けました。
金融庁に届け出しているし、販売資格も持っている」と言うので信用して投資しましたが、後日、知人におかしいと指摘されました。
詐欺にあったのではないかと不安なので、返金を求めるつもりです。

 

 

知人からの紹介でもそのまま信用するのは危険

 

karanosaihu 知人に、「月3万円の配当がある」と勧められてファンド会社に投資しました。

半年ほど配当を受け取っていましたが、以降は入金されなくなり、ファンド会社の社長も知人とも連絡が取れなくなってしまいました

 

学生時代の友人から仮想通貨に投資すると配当がもらえると紹介され投資しましたが、契約した会社の社長に投資金を持ち逃げされました。友人に請求するわけにもいかないので困っています。

 

 

ファンド型投資でトラブルにならないためには

 

ファンドへの投資は元本が保証されるものではありません。

必ず儲かる』『元本保証』などといわれても鵜呑みにするのはやめましょう
こういった業者とは契約しないほうが賢明です。

 

ファンドの持分を買い取ると言ってくるような業者の勧誘には応じないようにしましょう。
このような取引は、法律違反になる可能性が高い行為です。

 

投資リスクや契約内容を十分に理解できない場合は、家族などに相談してから判断するようにしてください。不審な勧誘を受けたり、契約をしてしまったときには、お住まいの地域の消費生活センターにも相談しましょう。