現金化業者に別の業者を紹介され、紹介料を請求された

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「クレジットカード現金化」という商法があります。

クレジットカードのショッピング機能を利用して現金が手に入ると宣伝し、顧客を集めていますが、問題点が多い商法です。

 

 

クレジットカード現金化のしくみ

 

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利用者は、クレジットカード現金化業者が販売している商品を、クレジットカードを使って購入します

ここで購入する商品は、業者によっていろいろですが、どれもほぼ無価値なものです。商品を販売していることにするための形式的なものです。

 

カード決済後、業者から一定の割合の現金がキャッシュバックという形で支払われます

購入価格に対するキャッシュバック金額の割合を 換金率 と呼び、換金率80%の場合、10万円の商品を購入すると8万円がキャッシュバックされます。

 

業者によっては、カード決済後に、商品を買い取ることで現金を支払ったり、利用者にキャンセルさせてキャンセル料を除いた残りを返金したりといった手法が用いられることもあります。

 

いずれにしても、利用者にはクレジットカードの支払いが残り業者には売価とキャッシュバック金額の差額が儲けとして入ります

上の例でいうと、利用者のところには後日10万円の請求が届きますが、業者には2万円の儲けが入ることになるわけですね。

 

 

別の業者を紹介され、紹介料を請求された

 

クレジットカード現金化をしても損をするだけだということが分かっていながらも、利用してしまうひとがいるのは、次のような理由があるのでしょう。

◇他で借りられなから、少しくらい損しても仕方ない
◇カード会社に支払うので安心できる
◇審査などの面倒な手続きがないから手軽

 

しかし、クレジットカード現金化業者のなかには悪徳な詐欺業者が存在しています。

 

<<Tさんの体験>>

otokonosenakaたまたま目にした「クレジットカード現金化」と書かれた看板に興味をひかれ、店に入りました。

 

感じのいい女性のスタッフが応対してくれて、いつも使っているクレジットカードで商品を購入すると、その場で、9割の値段で商品を買い取るという話でした。10万円のものなら9万円の現金が手元に入るということです。

 

そこまでお金が必要だったわけではなかったので、「3万円くらいの商品はありませんか?」と聞くと、「大丈夫ですよ。ご希望の金額をご用意します。」と即答されました。

 

それならと思い、購入することにしたのですが、

このカードは当店は対応していませんので、ご利用いただけません。隣の業者なら取り扱っているので、ご紹介させていただきますね。

と、申し訳なさそうに言われ、そのまま女性スタッフに連れられて隣の店にいきました。

 

隣の店でも同様に3万円の商品を2万7千円で買い取るとのことだったのですが、実際に手渡されたのは、2万円。

なんと、紹介料として7千円取られてしまったのです。

 

先ほどの女性スタッフとは真逆の威圧感のある男性スタッフに萎縮してしまったわたしは、何も言えず店を出たのでした。

 

 

クレジットカード現金化の問題点

 

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業者の違法性

クレジットカード現金化は、違法な商法と言い切れないのが現状ですが、限りなくクロに近いのは間違いありません。

クレジットカード現金化業者を、事実上の金融業者である として、貸金業法及び出資法違反で摘発した事例も多数あります。

今後、違法となる可能性は十分に考えられます。

 

利用者側の違法性

クレジットカードで購入した商品は、支払いが終わるまでクレジット会社に所有権がありますので、これを売ってしまうと、横領罪になる可能性があります。

現金化のためにクレジットカードを利用することは、クレジット会社から搾取する行為だとされて、詐欺罪になる可能性もあります。

 

また、クレジットカードの規約では、現金化目的での利用が禁止されています。最悪の場合、カードの利用停止、一括返済を求められることになります。