銀行カードローンの審査をしている機関は別にあった

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銀行のカードローンの貸付条件に『指定の保証会社の保証が受けられるひと』と書かれているのを見たことはないでしょうか。

 

これは消費者金融では見られないのですが、銀行のカードローンの場合、利用者からの返済が遅れたときなどに保証会社に債権が引き渡されようなしくみが採用されています。

 

『保証会社の保証が受けられるひと』というのは、『このひとなら保証できますよと保証会社に言ってもらえるひと』ということなのです。

そのため、銀行のカードローンを利用する際には保証会社による審査が行われています

 

今回は、あまり知られていない“保証会社”という機関について詳しく見ていきたいと思います。

◇なんで保証会社が必要なの?
◇この銀行カードローンの保証会社はどこ?
◇保証会社の審査って何か違うの?
◇審査を受けるとき気を付けなきゃいけないこと

 

このようなことについてお話していきますので、これから銀行のカードローンを申し込もうとしているひとは特に読んでいただきたい内容です。

 

 

銀行が保証会社を必要とする理由

 

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なぜ、銀行のカードローンを利用するのに保証会社の保証が必要なのでしょうか。

 

銀行カードローンにおける保証会社の主な役割は「審査」と「債権の保全」の2つです。

 

長年に渡って融資業務をしてきているんだから審査なんてお手のものじゃないの?と思われますが、銀行が行ってきた融資は担保があるのが基本です。カードローンのように個人への無担保融資についてはノウハウを持ち合わせていなかったのです。
そこで無担保融資に関する蓄積されたノウハウがある会社を保証会社としてつけたということなのですね。

 

また、銀行のカードローンは、利用者が返済できなくなったとき、一旦、保証会社が利用者の代わりに返済します。その後、保証会社が利用者へ請求をするようなしくみになっています。

万が一の場合には保証会社が債権を引き取ってくれるので銀行は痛手が少なくてすみます

 

保証会社へ払う保証料
銀行は保証会社へ数パーセントの保証料を支払っています。
ちなみに利用者としては、別料金が発生するんじゃないか?審査してもらうのに手続きが必要なんじゃないか?などと意識する必要はありませんので安心してください。

 

 

代表的なカードローンの保証会社

 

個人向けの無担保貸付のノウハウを豊富にもっている会社が保証会社になっていることが分かりましたが、実際どんな会社が保証会社になっているのか気になります。

そこで、代表的な銀行カードローンとその保証会社を一覧にまとめてみました。

 

銀行カードローン 保証会社
イオン銀行カードローンBIG イオンクレジットサービス株式会社 または オリックスクレジット株式会社
オリックス銀行カードローン オリックス・クレジット株式会社 または 新生フィナンシャル株式会社
じぶん銀行カードローン(じぶんローン) アコム株式会社
住信SBIネット銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
新生銀行カードローンレイク 新生フィナンシャル株式会社
セブン銀行ローンサービス アコム株式会社
ソニー銀行カードローン アコム株式会社
東京スター銀行スターカードローン 新生フィナンシャル株式会社
みずほ銀行カードローン 株式会社オリエントコーポレーション
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック アコム株式会社
楽天銀行スーパーローン 楽天カード株式会社 または 株式会社セディナ
りそな銀行 りそなプレミアムカードローン オリックスクレジット株式会社

 

実は、消費者金融や信販会社が保証会社だったんですね。

 

 

保証会社の審査内容

 

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保証会社による審査というと、なんだか特別な審査が行われるんじゃない?と思ってしまいますが、通常の消費者金融の審査と変わらず『このひとはちゃんとお金を返してくれそうか』という観点で判断されます。

 

しかし、審査の基準が同じかというとそうではなく、多少厳しくなっているようです。
銀行と消費者金融では、貸し付け対象も違いますし、融資限度額や金利も違っています。
少額よりも多額のお金を貸すときの審査が厳しくなるのは、誰にでも理解できるのではないでしょうか。

 

例えば、三菱東京UFJ銀行カードローンのバンクイックの保証会社は、アコム株式会社ですが、アコムへ申し込んで審査に通ったからといって、バンクイックの審査にも必ず通るわけではありません。この点は忘れないようにしましょう。

 

 

銀行カードローンの審査を受ける上での注意点

 

ここまで、銀行カードローンの審査をする機関である保証会社についてお話ししてきました。保証会社の存在を知らなかったひとでもなんとな~く分かってきたのではないでしょうか。

最後に、審査を受ける前に気を付けたいポイントをご紹介します。

 

≪Tさんの事例≫
過去に消費者金融から無理のある借入をしてしまったことで自己破産をした経験があるTさん。自分の信用情報から自己破産の記録が消えたのを確かめた上で、新たに銀行のカードローンに申し込みました。現在はしっかりとした定職に就いていてある程度の収入を得ています。各種支払いに遅れることはなくなりました。
しかし、今回申し込んだカードローンの審査に落ちてしまったのです。

 

なぜなのか?
もしかしたら自己破産をしたときに借りていた消費者金融が、新たに申し込んだカードローンの保証会社になっていたのかもしれません。

 

年月が経って信用情報から自己破産の記録が消えても、消費者金融が独自に持っているデータは残っていることがあります。

 

絶対審査に落ちるとは言い切れませんが、もしも長期間延滞したり、債務整理や自己破産などをしたことがあるひとは、そのときに借りていた会社が保証会社になっているカードローンは避けておいたほうが無難です。

 

今後の利用でも、返済に遅れると長期間にわたってデータが残ってしまうことがあるということを心しておきたいですね。