目次~この記事に書かれていること~
管理人58号が送るお金に困った体験談。
今回はこんな方↓↓
名前:安東道隆さん
年齢:38歳
職業:正社員
借金総額:8万円
安東さんは8万円の借金を作るまえに自己破産を一昨年しています。
自己破産をキッカケに転職をして新しスタートを順調に歩いていた矢先の借金によって人生最大の(?)ピンチを迎えます。
その解決方法や経緯などの体験談として語っていただきました。
プロローグ
高校をでて、特にやりたいこともなかったので、入れそうな大学に入って卒業。
それから普通の会社に普通に就職…。
これでいいのかと悩み、26歳になった時に音楽の道に足を踏み入れるも失敗。転職を繰り返したけど、結局全てうまくいかず。
気がついた時には34歳。
コレで最後だと、インターネット事業に取り組むために自己投資として教材の購入や塾へ通う。その間、人間付き合いも大事だと飲み会などにも多く参加。その費用は積み重なり。
気が付くと500万円の借金を背負ってました。
借金の先はクレジットカードに消費者金融、信販会社、闇金、友人…。
どうにもならず、自己破産をしたのが36歳の時。
それから、知り合いの社長に正社員として雇ってもらい現在に至ります。
毎日平和で楽しかった日常
自己破産をしてしまったし、借り入れしていた会社には本当に迷惑をかけたと思います。それに友人関係も終わってしまったり…
辛い思いを多く経験して、現在は正社員として日々真面目に働いて、お給料を貰う。
それが一番幸せなんだと感じていた自己破産して2年後の夏でした。
実は、今就職している会社の社長にも3年前お金を借り入れして、借金を減らす手伝いをしてもらった経緯があるので、自己破産後(免責決定後)から任意で給料天引きで返済を少しずつですがさせてもらっている次第です。
現在の給料が手取りで26万円。
6万円を天引きしてもらい返済しています。
なので自由に使えるお金は20万円。
家賃が7万円。
あとは生活費に残りの13万円をあてます。男一人ですからね。
十分といえば十分。上を見れば羨ましくなることもありますが、さほど問題なく生活ができますし、むしろ貯金もできますし、少しぐらいなら遊ぶことだってできます。
自己破産前の何のためにお金を稼いで使っているのかわからない状況で生活していたことを考えれば今が一番良かったんです。
突然の出費
真面目に働き始めて2年。
少しずつ貯めた貯金は30万円になっていたんです。
とある日、出勤途中に車をぶつけて修理に出すことに。
車両保険には入っていなかったので自分の車は自分で修理に…
板金修理代として10万円。
ここで貯金が残り20万円に。
そして、ちょうど車検の時期で、車検代に8万円。
貯金が12万円…
そして鳴り響いたスマホ着信音。母親からの電話でした。
「何も言わないで、20万円貸してくれないか?」
そんな連絡でした。
親が子供にお金を無心するなんて、、自分の両親はそんな人ではなかったし、私が自己破産をしたことも知っていてのことです。
お金を貸すことはできるけど、使いみちを教えてほしい。
頑なに口を開こうとしない母を何度も問いただすと、原因は妹。
妹は実家に彼氏を連れ込んで数年。結婚もせず、仕事に就いたと思ったら辞める。を繰り返し、しまいには子供ができて、、、
子供の面倒は母親に任せっきり。
彼氏とは子供が生まれても結婚しないで遊び呆けていました。
母親曰く、私が自己破産の手続き等をしているときには実家の両親のお金にも手をつけていて、実家もほぼ破綻状態だったそうです。
母の言う、20万円は子供の給食費の支払いに妹と彼氏が勝手に作って使っているカードローンやクレジットカードの支払いの為に使いたい。と・・・・
20万円の工面
当然、自分には貯金の12万円しか手元にありません。
残り8万円の工面をどうするかを考えなければいけない状況に。
まず、どうしても必要なお金が本当に20万円かを確認するために実家へ。
確かに必要なのは19万8千円位。ま、、20万円です。
私は借金もできないし、実家の貯金は妹達が使い果たし、、
それでも一か八か。
来週には給料が入るからそれで払う事を前提に、消費者金融でカードローンを。。。
嫌な思い出のある、あの無人契約機に車を走らせ、願うように審査を待つものの、当然否決。
絶望的でした。
自分が自己破産の手続きで精一杯になりすぎていて、昔から素行の悪かった妹のことなんて両親に任せっきりにしてしまった罪悪感。
極限状態まで我慢させてしまった両親、可愛い甥っ子。
自己嫌悪に陥りました。
ーーーそんな事を考えても仕方ない。
何か手立てを、と考えてもすぐには浮かばず。
肩を落としながら無人契約機からでてきた私に、声をかけてきた優しい人がいたんです。
「どうしたんですか?顔色が悪いですよ。気分が悪いのですか?」
顔を覗き込むように話しかけてきてくれた彼は仕立ての良さそうなスーツに身を包む中年の男性でした。
気が付かなかった
彼の優しい言葉に、何故か涙がでてきて…
わけも分からず、いい年こいて名前も知らない中年の男性に自分の事情をポツポツと話していってしまったんです。
ここで精神状態が普通なら気がつくはずなんです。
この中年の男性が怪しい人間だと。消費者金融の無人契約機のプレハブが多く並ぶ奥まった場所に仕立ての良さそうなスーツを来た男性がいるはずなんてないんです。
肩を落としてでてきてタイミングよく話しかけられるなんて都合良すぎですよね。
そう、この人は闇金の勧誘をしてきていたんですね。
それでも私は気がつくことなく、、中年男性は
「ユックリ話を聞かせてください。一緒に近くの喫茶店に行きませんか?」と。
場所を移動して、色々話をしました。
「ご両親はどこにすんでいるのでしょうか?」とか、心配するふりをして個人情報を匠に聞き出します。それでも何も疑いもせず、私は彼に淡々と話をしてしまうのです。
そして彼は
「お話してくださってありがとうございました。実は私、公益財団法人の○○○○会の理事長をしております。」
「私達、公益財団法人は困っている人を助ける団体です。私はアナタを助けたい・・・」
なんて聞き心地の良い言葉を並べてきて・・・
もう私は「公益財団法人」という言葉に全てを奪われてしまっていたんです。この人は安心できる人だと。
今日は名刺も何も持っていないからと携帯電話の番号のメモを渡され、明日8万円を貸してあげられるから手続をしようと、同じ喫茶店で待ち合わせすることを約束しました。
甘い罠
もちろん、次の日に喫茶店で8万円を受取ります。
その時に、念のため必要なことだからと書類に名前と住所を書いて印をつきます。
これぞ、闇金の契約ですね。
それさえも気がつくことなく、、、、
「急いで8万円をお母様に届けてあげてください。」
中年男性に背中を押されて喫茶店を後にしました。
返済は来月の10日。
5000円ずつの返済で無利子で借りることができていると思い込んでいました。
無事に親にもお金を渡すことができましたし、妹や彼氏と今後の話し合いの場も儲けて…と事は少しずつ上手くいっているはず。
けど、借入して初めての返済日に指定口座にお金を振り込み翌日。
私のスマホに電話がかかってきます。
「返済金額の入金が足りないと・・・」
返済金額は5000円ではなく5000円に利息をプラスした5500円だと。
でたーーー!!闇金だ!
そういえば、契約書の控えは?
ってか中年男性の携帯電話繋がるのか?!・・・つながらねぇ!!!
頭が真っ白になりました。
自己破産をした時に闇金の恐ろしさは知っていたんです。
私の場合、本当にドラマみたいな事がおきて、、、
というか、実家の場所もある程度、あの中年男性に教えてしまっているし、、
気がついてすぐに警察へ相談。。。。
そうして現在。
会社にも事情を話しすぐに引越しというか、実家に戻ったんです。
何かあれば守れるし、妹達からも両親を守れると判断したんです。
自己破産をした時の弁護士さんに色々と手続きも再度してもらい、社長にはさんざん怒られ・・・無事、借金問題は解決。
もう、本当に借金は懲り懲りです。
いくら精神的に弱っていたからって本当にダメなもんはダメ。
自己破産をすると闇金からのダイレクトメールなども増えますし、イザという時のお金もなかなか用意しにくくなります。貯金がほとんど無くなってしまいますからね。
一応貯金も自己破産時に残せる(99万円まで)のですが、私の場合は転職や引越しなどにほとんどつかってしまいましたし、乗っていた車は取られてしまい、通勤に必要だったので安い車への買い替えでほとんどおじゃんです・・・
自己破産後の借金はよく聞きます。
本当に気をつけてもらいたいと思いますし、8万円でも借金は借金です。。私の体験談を参考にしてもらえればと思います。
管理人58号から・・・
「公益財団法人」を名乗って信頼を得ようとする闇金も多くありますね。
その他、「社会福祉法人」などの福祉なんて名前がつくことによって多くの人が安心してしまいます。
そして闇金の特徴は名刺を忘れた等と言って口頭で自分の名前や身分を紹介します。
名刺は証拠にもなりかねませんし、紙ベースのものってほとんど渡さない事が多いんです。
注意してくださいね。
自己破産については、、マネカフェコンテンツで多く紹介しているのではい。
色々と参考にしてもらえればと思います。
ピンポンパンポーン♪
毎回ご好評を頂いております「管理人58号の小言」ですが、都合により今回はお休みさせて頂きます。まさか、何もネタがないという都合ではないこと。。。ご了承ください。。