目次~この記事に書かれていること~
2人の女性が10万円のバッグを買いました。
A子さんは“ クレジットカード ”で支払いました。
B美さんは“ カードローンで借りたお金 ”で支払いました。
この2人が支払った10万円の返済方法には違いがありますか?それとも同じでしょうか?
同じように10万円の買い物をした2人ですが、その後の返済方法は違ってきます。
いったい何が違ってくるのか?
クレジットカードとカードローンの返済方法を比較してみたいと思います。
クレジットカードとは?
返済方法を比較する前に、両者がどんなサービスなのかをおさらいしておきましょう。
まずは『クレジットカード』について。
カード会社(信販会社や銀行など)に申し込みをして、審査に通るとクレジットカードが発行されます。
お店で買い物をするときにクレジットカードを提示すると、 クレジットカード会社があなたに代わって支払いを済ませてくれて、後日クレジットカード会社から請求 が届きます。
クレジットカードのなかには、お金を借りられる機能がついているものもあります。
この機能を“キャッシング”と呼び、一方、買い物の決済機能は“ショッピング”と呼び分けられています。
ここで比較しているのは、ショッピング機能の支払い方法についてです。
カードローンとは?
次に『カードローン』について。
カードローンは、キャッシングと呼ばれることもあり、一般的に “個人向けの、無担保でお金を借りられるサービス” のことです。
クレジットカードと同様に、申し込みをして審査に通るとカードが発行されます。
このカードをローンカードと呼び、ローンカードを使って借り入れをします。
借り入れできる限度額が契約で決められますが、その金額の
範囲内でしたら何度でも借り入れすることができます
。
冒頭のB美さんは、銀行や消費者金融などから発行されたローンカードを使って10万円を借り、そのお金でバッグを買ったということですね。
返済方法を比較してみよう
クレジットカードの返済方法
クレジットカードには いくつかの支払い方法があり利用時に選ぶ ことができます。(どの支払方法が選べるかはクレジットカードによって違います。)
◇一括払い
商品などを買った翌月に一括して支払います。手数料はかからないので、A子さんが一括払いを選択したら、翌月に10万円を支払えばOKです。
◇ボーナス一括
商品などを買った次のボーナスで一括払いします。一般的に手数料はかかりませんが、利用できないお店もあります。
◇分割払い
3回、5回、6回、10回、12回、24回など、支払い回数を決めて支払っていきます。
支払い回数が多ければ毎月の支払額は少なくなり、回数が少なければ支払額が多くなります。また、利用金額や回数に応じた手数料がかかります。
◇リボルビング
毎月の支払額を一定もしくは残高に対する一定率に決めておき、その金額を支払っていきます。分割払い同様、手数料がかかります。
A子さんが毎月1万円と決めておいたなら、先月までに買い物した残りの支払いが5万円残っていたとして、10万円のバッグを買っても翌月以降の支払いは1万円となります。
どの支払方法を選んだとしても、 基本的に口座引き落としで、毎月の返済額はクレジットカード会社側が決めた金額 となります。
カードローンの返済方法
カードローンの支払い方法に、一括払いや分割払いといった選択はありません。
一括で支払たければ借りたお金に利息分を足した金額を返済すればいいですし、分割で支払っていきたければそれもできます。
どのカードローンでも「いつまでに最低いくらは返してくださいね」という 支払日と最低返済額が決められ ています。その約束さえ守れば、 早めに返済しても、多めに返済しても大丈夫 です。
返済の方法は、 口座引き落としの他にも、ATM、店頭窓口、振込などから自分に合った方法を選ぶことができます 。(選べる方法はカードローンによって異なります)
クレジットカードの支払い方法よりも、自由度が高いのがカードローンの支払いですが、一括返済でも利息がつくことは忘れてはなりません。(無利息期間サービスなどを利用すれば利息がつかない場合もあります)
カードローンには『残高スライド』『元利定額リボルビング』『元金定率リボルビング』など、さまざまな返済方式があります。どのような計算式で毎月の返済額を決めていくかというものです。返済方法と混同されやすいのですが、ここで話している返済方法とは異なります。
A子さんとB美さんの違い
クレジットカードで支払ったA子さん は、 何回払いかを決めたらあとは決まった金額が口座から引き落とされるだけ です。 一括払いなら支払いは10万円だけですが、何回かに分けると手数料がかかります 。
カードローンで支払ったB美さん は、 どこから支払うか(口座引き落とし、ATM、店頭窓口、振込など)は自由 に選べます。また、 支払う金額も最低返済額以上ならいくらでもOK です。“今月は余裕があるから最低返済額にプラス3万円返済しよう”“ボーナスで残りを全部返しちゃおう”などと自分で計画できます。ただし、 借りた期間・金額に応じて利息がかかります 。
| クレジットカード | カードローン | |
|---|---|---|
| 支払い回数 | 利用時に支払い回数を選択 | 返済額によって回数が変化 |
| 返済方法 | 口座引き落としのみ | 口座引き落とし、ATM、店頭窓口、振込など |
| 金利手数料 | 一括払いは手数料なし | 借りた期間・金額に応じて利息がかかる |