急にお金が必要になったときとか、カードが使えなくて現金がいるときなんかに、クレジットカードのキャッシングが便利なんじゃないかと思ったんですが・・
彼女に、
「キャッシングすると信用情報にキズつくよ。」
と言われました。
しかも、将来、住宅ローンが組めなくなるとも言われました。
これってホントなんですか?
「キャッシングを利用すると、住宅ローンや自動車ローンが組めなくなる」という話を聞いたことがあるひとは、意外に多いようです。
しかし、信用情報にキズがついたことが原因で各種ローンの審査に落ちてしまう可能性はありますが、 キャッシングを利用しただけで信用情報にキズがつくことはありません 。
(但し、審査の基準は金融機関によって異なりますので、キャッシングの利用歴が全く影響しないと言い切ることはできません。)
簡単に、ポイントだけをお伝えすると・・
◇キャッシングをすると信用情報に記録が残る
◇使い方によっては信用情報にキズがつく
◇キズがあるとローンの審査に悪影響を与える
ということです。
これが、かなり雑に伝わってしまった結果、「キャッシングをすると信用情報にキズがつく」「キャッシングをするとローンが組めなくなる」となってしまったのですね。
◆信用情報ってなに?
そもそも信用情報とはどういった情報なのでしょうか?
信用情報は、クレジットカードやローンを利用した事実の記録
です。
具体的には、次のような情報が登録されています。
| 本人を特定するための情報 |
・氏名
・生年月日 ・性別 ・電話番号 ・勤務先 ・勤務先電話番号 ・運転免許証などの記号番号など |
| 契約内容に関する情報 |
・契約の種類
・契約日 ・貸付日 ・契約金額 ・貸付金額 ・保証額など |
| 返済状況に関する情報 |
・入金日
・入金予定日 ・残高金額 ・完済日 ・延滞など |
| 取引事実に関する情報 |
・債権回収
・債務整理 ・保証履行 ・強制解約 ・破産申立 ・債権譲渡など |
| 申込みに関する情報 |
・本人を特定する情報
・申込日 ・申込商品種別など |
| その他の情報 |
・電話帳に記載された情報
・本人申告コメント ・日本貸金業協会依頼情報 |
信用情報には、契約内容や返済状況(きちんと返済してきたかなどの実績)、利用残高(いくらの借金が残っているか)などの情報が詳細に記録されていて、新たにクレジットカードやローンを希望しようとする利用者の信用を判断するための判断材料として使われています。
◆信用情報にキズがつくとはどういうことなのか?
では、「信用情報にキズがある」というのはどういう状態なのでしょうか?
一般的に、 金融事故を起こした事実が信用情報に登録されていると「キズがある」 といわれています。「ブラックリストに載っている」と表現されることもありますね。
金融事故を起こした事実とは、以下に挙げるようなことです。
◇長期延滞
クレジットカードやローンの支払いが遅れると信用情報に登録されます。
引き落とし口座の残高不足で数日遅れてしまったようなときは心配いりませんが、 延滞が数か月続くと登録されてしまう可能性が高い でしょう。
最近多いのが、スマホの機種代金の割賦払い(何回かに分けて支払うこと)が延滞したことで信用情報に記録されるケースです。
◇強制解約
支払いを催促されているにも関わらす、長期間そのままにしておくと強制的に解約させられてしまう ことがあります。この事実も信用情報に登録されます。
◇代位弁済
保証会社などが本人に代わって返済をすることを代位弁済といいます。
(利用者はその後保証会社へ返済をします。)
◇債務整理
法律にのっとって借金の負担を軽くする手続きを債務整理といいます。
任意整理、個人再生、特定調停、自己破産などの種類があり、いずれの手続きを行った場合も、金融事故として扱われます 。
クレジットカードやローンなどを利用してこのような状態になってしまうと、信用情報にキズがついてしまいますので、十分気をつけましょう。
◆金融事故情報があると、どんな影響があるの?
信用情報に金融事故の情報があると次のような影響が考えられます。
◇クレジットカードやローンの審査に通らない
(住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、カードローン等)
◇キャッシングやローンで希望の金額が借りられない
◇クレジットカードの更新ができない
◇クレジットカードやカードローンの利用限度額を下げられる
◇商品の割賦購入ができなくなる
金融事故を起こしたことがあると、 信用が低いと判断されるため、さまざまなシーンで制約されてしまう ことになります。
一度登録されてしまうと一定期間が経過するまで消すことはできません。
◆クレジットカードのキャッシングで気を付けること
クレジットカードのキャッシングは、急な出費に対応でき、とても便利なサービスです。
コンビニのATMからも利用でき、インターネットから申込めば口座へ振り込んでもらうことも可能です。また、海外旅行先でお金が足りなくなってしまったときにも、ATMがあれば現地紙幣で借りることができるので、安心ですね。
ただし、一括で返済しても 借りた日から日割りで金利手数料がかかったり 、 金利が高めに設定されている場合などもある ので注意が必要です。
手軽に利用でき、リボ払いにすると返済負担を感じにくいので、いつの間にか借金が増えていたという危険性もあります ので、利用する際は気を付けましょう。