学生が借りられるキャッシングはあるのか?調査しました

ひとり暮らしの大学生です。
親からの仕送りとバイト代で生活しているんですが、夏休みに遊び過ぎてしまって生活費が足りません。
学生でもキャッシングできるんでしょうか?
それと、親にバレないで借りれるのか、就活に影響がでないかも心配です。教えてください。


学生はキャッシングを利用できるのか?という質問ですね。

一般的に、20歳以上で毎月安定した収入があれば申込むことができます。
もちろん 学生でも可能 です。

とはいえ、若いうちから借金に慣れてしまうのはいいことではありません。
キャッシングは、他の方法ではどうにもならないときの最終手段として考えておきましょう。

以下に、「親にバレずに借りられるのか?」「就職活動に影響しないか?」を含め、 学生がキャッシングを利用するときに絶対知っておきたいこと をまとめましたので参考にしてみてください。

キャッシングとは

個人が金融機関などからお金を借りられるサービスがキャッシングです。
借入や返済にローン専用のカードを使うのでカードローンといわれることもあります。

お金の使い道が限られていない 、決められた限度額内なら 何度でも借入ができる 保証人や担保が必要ない という点でとても便利なサービスですが、利用には計画性が大切です。

キャッシングの種類

キャッシングと一口にいっても、借入先によっていくつかの種類があります。
それぞれ、適用される金利や限度額が異なりますので、特徴をおさえておきましょう。

消費者金融のキャッシング

アコム、アイフル、プロミスなどの大手消費者金融は、テレビCMで見かけることも多いと思います。
キャッシングをメイン業務としているだけあって、 融資までのスピードや利用者目線のサービスが充実しています

限度額は、50万円程度の小口融資だけでなく、最大500万円~800万円と高額にも対応できるようになってきています。
ただし、個人の借入総額は 年収の3分の1までという決まり(総量規制)がある ので、年収150万円のひとの限度額は50万円が最高です。

金利は、数%~18%ほどに設定されています。
消費者金融と聞くと、取り立てが怖いのでは?と思われがちですが、法律で厳しく決められているので心配はいりません。
もしも生活を脅かされるような取り立てがあったら違法業者ですので、すぐに警察や弁護士などに相談しましょう。

銀行のカードローン

bankbank

都市銀行、地方銀行のどちらも個人へのキャッシングを行っていて、カードローンと呼ばれています。
他の業者よりも、限度額が500万円~1,000万円と高額で、 金利は数%~15%ほどと低めに設定されています
銀行は総量規制の対象外なので、 年収の3分の1を超える借り入れをすることも可能です
そのぶん審査が厳しい傾向があり、融資までに時間がかかります。

クレジットカードのキャッシング

クレジットカードでもキャッシングができます。
主に、クレジットカードにキャッシング機能をつけて利用しますが、限度額は10万円~100万円程度と少額で、 金利は15%~20%と高めに設定されています
最近ではキャッシング専用カードもあり、クレジットカードよりも限度額が大きく金利が低めになっています。
いずれも、 総量規制の対象 ですので年収の3分の1を超える借り入れはできません。

学生ローン

学生を対象にキャッシングをしている消費者金融を、学生ローンといいます。
限度額は最高50万円程度と低いところが多く、金利は12%~18%程度に設定されています。
一部18歳以上なら申し込める業者もありますが、基本的には20歳以上で安定収入があることが条件となっています。

キャッシングを利用する流れ

キャッシングを申込んでからお金を借りるまでの流れは、申し込み方法や金融機関によっても多少違いますが、基本は同じです。

STEP1.申込み
インターネット、店頭、自動契約機、電話、郵送などいろいろありますが、インターネットから申込むひとがほとんどです。
店頭や自動契約機で手続きをする場合も、インターネットから事前に申込んでおくと早く手続きできます。
STEP2.審査
申込みが済むと審査が行われます。
このひとはちゃんと返してくれそうか?いくら貸しても大丈夫そうか?といったことをコンピューターや人が判断します。
STEP3.契約
審査に通ったら契約手続きをします。
来店しないで契約する場合は、アプリやメールで免許証などの必要書類の提出ができます。
STEP4.借入
契約後すぐにお金を借りることができます。
ローンカードが手元に届く前でも口座へ振り込んでもらえるキャッシングもあります。
カードが届けば、コンビニや銀行の提携ATMから借りられるようになります。

キャッシングの利息

キャッシングでお金を借りると、借りた金額に利息を加えて返済しなければなりません。
利息は、手数料やレンタル料と考えればいいでしょう。

利息がいくらになるのかは、借りた金額と期間、そして金利で決まります。

例えば、10万円を金利18%で30日間借りた場合の利息は
10万円 × 18% ÷ 365日 × 30日 = 約1,479円
となります。

キャッシングの金利は、基本的に1年間借りたときの利息の割合(年率)なので、365日で割って1日分の利息をだし、それに日数をかけて計算します。

金利が低いほうがいいといわれるのは、金利が低いと支払う利息が少なくなるからなのです。

学生が申し込めるキャッシング

一般的に、 20歳以上で安定した収入があれば、学生もキャッシングの申込みが可能です
ただし、銀行のカードローンは非正規雇用(アルバイト、パート、契約社員など)の審査が厳しくなりつつありますので、これから申込むなら 消費者金融が利用しやすい でしょう。

消費者金融の申込条件

消費者金融大手4社(アコム、アイフル、プロミス、SMBCモビット)のキャッシング利用対象を見てみると、4社すべてが『20歳以上』『安定した収入』の方を対象としています。

どの消費者金融でも、アルバイトやパートがキャッシングできるか?について利用者からの質問が多いようでホームページに回答が載っていました。 4社すべて学生も申し込みできます

消費者金融 利用対象 ホームページに掲載されたQA
アコム 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 Q. 主婦、学生、パート、アルバイト、派遣社員でも契約はできますか?
A. 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。
アイフル 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 Q. 誰でも申し込みは可能ですか?
A. 満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する「給与所得者、自営業者、パート・アルバイト、派遣・出向・嘱託社員、主婦(専業主婦除く)、学生」の方で、当社基準を満たす方
プロミス 年齢20歳以上、69歳以下のご本人に安定した収入のある方
※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込みいただけます。
Q. アルバイトやパート、派遣社員でも契約できるの??
A. アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方も、現在お仕事をされていらっしゃる方は主婦、学生でも、ご審査の上ご契約いただけます
SMBCモビット 満年齢20才~69才の安定した収入のある方(当社基準を満たす方)
アルバイト、パート、自営業の方も利用可能です。
Q. アルバイトやパートでも申込めますか?
A. アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能です。

銀行の申込条件

主な銀行カードローンの利用条件を調べてみたところ、調査した10行すべてが20歳以上の方が対象となっていて、 半分の銀行で学生でも申し込みができました
ただし、アルバイトなどで毎月安定した収入があることと、保証会社の保証を受けられる(保証会社の審査に通る)のが条件です。

銀行カードローン 対象年齢 学生の申し込み
みずほ銀行カードローン 満20歳以上、満66歳未満
ソニー銀行カードローン 満20歳以上、65歳未満
オリックス銀行カードローン 満20歳以上、69歳未満 ×
楽天銀行 スーパーローン 満20歳以上、62歳以下
※但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
セブン銀行 ローンサービス 満20歳以上、満70歳未満 ×
イオン銀行カードローン 満20歳以上、満65歳未満 ×
東京スター銀行スターカードローン 満20歳以上、65歳未満
横浜銀行カードローン 満20歳以上、69歳以下 ×
静岡銀行カードローン セレカ 満20歳以上、70歳未満 ×

学生キャッシングでよくある疑問

ここからは、学生がキャッシングする上でとても気になる疑問にお答えしていきたいと思います。

親に内緒にできる?

キャッシングでは、基本的に、保証人を立てる必要がなく、20歳以上であれば 親の同意書も必要ありません
ただし、収入が安定していなかったり、すでに借金がある場合などは親が連帯保証人になるケースもあるようです。

また、学生の場合、実家など親の連絡先を聞かれることがあります。
これは返済が滞って本人と連絡がつかなくなってしまったときのためなので、きっちり返済していれば親に連絡がいくことはありません。

キャッシングの利用を誰にも知られたくない!というひとは、下のようなことに気をつけるといいでしょう。

  • インターネットから申込む(ひとに見られない)
  • 連絡先を自分の携帯電話にする(いえ電に連絡が来ない)
  • カードレスのキャッシングを利用する(カードの郵送がない)
  • カードの受取時間指定サービスを活用する(家族不在時に受け取れる)
  • 返済期日に遅れない、遅れそうなときは前もって連絡する
  • 電話連絡や郵送物が一切ないキャッシングを利用する
  • 申込時に誰にも知られたくないことを伝えておく

バイト先に電話がくるってホント?

キャッシングの審査では、申込時に申告した 勤務先(アルバイト先)に本当に勤めているかを電話をかけて確認します
これは在籍確認といって、 学生だけでなく、会社員でも派遣社員でも自営業でも必ず行われます

在籍確認の際は、「△△と申しますが○○さんはいますか?」といった感じで、通常は電話をかけている担当者の個人名を名乗ります。
「○○さんがキャッシングの申込みをしたので確認のための電話です。」なんてことは言いませんので、キャッシングのことがバレてしまう心配はありません。

バイト先に電話がくるだけで怪しまれて困るというひとは、在籍確認を電話以外の方法でしてもらえないか相談してみましょう。
給与明細や源泉徴収票の提出で代用してもらえることもあります。

学生だと審査が厳しいの?

一般的に、キャッシングの審査で落とされる可能性が高いのは次のようなひとです。

  • 他社の借金額が多い、いろんなところから借りている
  • キャッシングの申し込みを複数している
  • クレジットカードやローンなどの支払いに遅れたことがある
  • 長期延滞や債務整理をしたことがある
    ※債務整理とは法的に借金の負担を減らす手続きのこと
  • 安定した収入がない
  • うその申告をした

学生の場合は安定した収入を得るのが難しいので、厳しく審査される傾向があります。
他に借金(奨学金を除く)がある時点で審査に通らないというケースもあるようです。

では、どんなひとが審査に通りやすく、どんなひとが通りにくいのか見てみましょう。

審査に通りやすい学生
・実家暮らし ・もうすぐ社会人 ・今のバイト先で何年も働いている
・初めてキャッシングを申込んだ ・借入目的が明確(卒業旅行など)
審査に通りにくい学生
・他にも借金がある ・バイトを始めたばかり ・留年している
・携帯料金、公共料金などの支払が遅れている ・希望額が多額

学生だといくら借りられる?

キャッシングでは、利用者ごとに限度額が設定されます。
限度額とは、キャッシングできる最大の金額で、このくらいまでなら貸せますよという額を貸す側が審査によって決めます。
ですから、申込時に希望した金額を借りられないこともあります。

学生の場合、 最初は10万円ほどになることが多い ようです。
限度額は条件によって増減するので、実家暮らしでバイト代が毎月15万円以上入るような学生は、もっと多くなる可能性もあります。
また、利用していくなかで、問題なく きちんと返済していれば限度額が増えることも 十分ありえます。

借りたお金は何に使ってもいいの?

キャッシングで借りた お金の使い道は自由です
ただし、事業を立ち上げたり、設備費用など事業を運営する資金に使うことは認められていません。

自由だからといって、ギャンブルや他のローンの返済に使うのは絶対にやめましょう。
返済に困ったら、他から借りるのではなく、家族や公的機関などにできるだけ早く相談してくださいね。

就職活動に影響ある?

クレジットカードや各種ローン、商品の割賦購入(スマホの分割購入)などの利用履歴は、信用情報というものに登録されています。
キャッシングの審査でも、申込者の信用情報を照会して判断材料のひとつとして使われています。

もしも、企業が採用活動をする際に、応募してきた学生の信用情報を見ることができたら

  • 借金がたくさんある
  • 支払いを長期延滞したことがある
  • 債務整理をした過去がある

このような学生は、お金にルーズだと判断され不採用になる可能性がありますよね。

しかし、 企業が採用活動をするときに信用情報を利用することは禁止されています
学生に自分の信用情報を提出させることもNGですので、 信用情報が就職活動に影響することはまずない と思ってよさそうです。

ただし、業務として信用情報を照会できる企業のなかには、採用活動に使用しているといううわさがあるのも事実です。
また、実際に使っていたカードローンの銀行やクレジットカード会社の採用試験を受けることがあれば、自社の顧客データを調べられる可能性がないとは言い切れません。
特に、将来お金に関わる仕事に就きたいと思っている学生は、支払が遅れることがないよう気をつけておきたいですね。

キャッシングは怖いって聞いたけど・・

キャッシングの返済が遅れると怖いおじさんが家にきて、大きな声て脅してくる。
こんなイメージを持っているひとも多いようですが、上で挙げたような大手のキャッシングではありえない話です。

貸金業法という法律で、 「たとえ借金の取り立てでも、ひとを脅かしたり、下記のような、私生活や仕事に影響が出るようなことをして困らせてはならない」 と決められています。

  • 正当な理由がないのに、深夜、早朝に取り立てをする
  • 正当な理由がないのに、勤務先に電話、FAX、訪問する
  • 借金があることや借り手の情報を他人に知らせる
  • 他から貸して返させようとする
  • 借り手や連帯保証人以外のひとに取り立てをする
  • 債務整理の手続きをしていると連絡があったのに、取り立てをする

まとめ

学生でも申込OKというキャッシングがたくさんありましたね。
審査に通るかは申し込んでみないと分かりませんが、初めてのキャッシングでもアルバイトで毎月安定した収入があれば十分借りられる可能性があります。

消費者金融と銀行を比べると、消費者金融の方が借りやすいようですので、まずは消費者金融を検討してみるといいかもしれませんね。

最後に、未成年で申し込めるキャッシングがない、大手は全部断られてしまったというひとは、「年齢制限なし」「無職でも貸せます」「他社に断られてもOK」なんていう甘い広告を見たら飛びつきたくなってしまうかもしれません。
しかし、このような業者は悪徳業者であることがほとんどですので、絶対にひっかからないでくださいね。