目次~この記事に書かれていること~
銀行のカードローンの審査をしている機関はどこ?
銀行カードローン申込みあたって、こんな事例を聞いたこと&経験したことありませんか?
≪Tさんの事例≫
過去に消費者金融から無理のある借入をしてしまったことで自己破産をした経験があるTさん。
自分の信用情報から自己破産の記録が消えたのを確かめた上で、新たに銀行のカードローンに申込みました。
現在はしっかりとした定職に就いていてある程度の収入を得ていますし、各種支払いに遅れることもなくなりました。
しかし、今回申し込んだカードローンの審査に落ちてしまったのです。
さて、
なぜTさんは審査に落ちてしまったか。
わかりますか?
実はTさんが今回新規で申込みをした銀行のカードローン会社は Tさんが以前借り入れを行って自己破産をしてしまった消費者金融が保証会社になっている銀行 でした。
自社の商品で自己破産をされた消費者金融が「この人なら返済できる。」という判断はしないですから、審査に落ちてしまった。という結果になります。
銀行カードローンの貸付条件にも明記されている「保証会社」
銀行のカードローンの貸付条件に『指定の保証会社の保証が受けられるひと』と書かれているのを見たことはないでしょうか。
『保証会社の保証が受けられるひと』というのは、『このひとなら保証できますよと保証会社に言ってもらえるひと』ということなのです。
そのため、 銀行のカードローンを利用する際には保証会社による審査が行われています 。
今回は、あまり知られていない“保証会社”という機関について詳しく説明します。
保証会社とは
一括りに保証会社と言っても最近は多くの保証会社があります。
銀行カードローンを利用する際の「保証会社」や入院や賃貸契約に保証人がいない場合にも「保証会社」が利用できます。
「自分を保証してくれる人がいない。」もしくは、「頼みにくい」などの理由で保証会社はその人を保証人や担保の変わりに保証してくれるのが役割になります。
銀行のカードローンの保証会社はほとんどが消費者金融や信販会社 になっています。
銀行カードローンの審査担当!? 保証会社一覧
| ?銀行カードローン | ?保証会社 |
| イオン銀行カードローンBIG | イオンクレジットサービス株式会社 または オリックスクレジット株式会社 |
| オリックス銀行カードローン | オリックス・クレジット株式会社 または 新生フィナンシャル株式会社 |
| 住信SBIネット銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
| セブン銀行ローンサービス | アコム株式会社 |
| ソニー銀行カードローン | アコム株式会社 |
| 東京スター銀行スターカードローン | 新生フィナンシャル株式会社 |
| みずほ銀行カードローン | 株式会社オリエントコーポレーション |
| 三井住友銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
| 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | アコム株式会社 |
| 楽天銀行スーパーローン | 楽天カード株式会社 または 株式会社セディナ |
| りそな銀行 りそなプレミアムカードローン | オリックスクレジット株式会社 |
消費者金融だとわかりやすいのが「アコム株式会社」ですね。
セブン銀行とソニー銀行、三菱UFJ銀行の保証会社になっています。
アコムの審査に落ちてしまっている。アコムで借入れをして自己破産をしてしまっている。
などの場合はセブン銀行とソニー銀行、三菱UFJ銀行の審査は通りにくいと判断ができます。
また、セブン銀行の審査に落ちてしまった場合、ソニー銀行、三菱UFJ銀行の審査にも落ちる可能性が高くなるとも予想ができます。
本当に消費者金融や信販会社が保証会社なの?
保証会社として銀行のカードローンの利用規約に記載されているのは上記のような消費者金融や信販会社になりますが、もう少し深堀すると、 保証している消費者金融の子会社が保証している場合もあります。
三菱UFJ銀行の保証会社はアコム株式会社ですが、アコムの保証会社としてエム・ユー信用保証株式会社 ※1 があります。
また債権回収担当はアコムの子会社であるアイ・アール債権回収株式会社だとも言われています。
これら3社(アコム、エム・ユー、アイ・アール)は三菱UFJグループの一員となります。
※1エム・ユー信用保証会社は三菱UFJ銀行とアコム株式会社が共同出資した会社です。
このように、消費者金融の子会社等が実質は保証しているケースもあるのですが、ここでは消費者金融や信販会社が保証会社の役割をしていると解釈していきます。
銀行と保証会社の関係
銀行カードローンにおける保証会社の役割としては大きく分けて3つになります。
・審査
・弁済代位(債権の保全)
・延滞時の催促
これらの役割を銀行から任されているので、保証会社は保証料を銀行からもらっています。
審査に関して
長年に渡って融資業務をしてきている銀行ですが、銀行が行ってきた融資は担保があるのが基本です。
無担保融資に関するノウハウを持ち合わせていません。
また、消費者金融が持っている独自の顧客データは独自の審査を行うのにとても役立ちます。
※もちろん、消費者金融の独自データだけで審査が行われることはなく、信用情報機関や銀行を通した審査が行われます。
信用情報機関では自己破産の経歴も約10年後には消されてしまいますが、消費者金融には残っていることもあるのです。
銀行は無担保融資に関する蓄積されたノウハウがある会社を保証会社としてつけたということです。
弁済代位(債権の保全)・延滞時の催促に関して
銀行のカードローンの利用者が返済を行わなかった場合、最初に返済の催促を行うのは銀行です。
銀行からの催促がおおよそ3ヶ月以上続き返済に応じなかった場合は保証会社が一旦、借入している残債分を銀行に支払いします。(弁済代位)
この 弁済代位した金額を回収するために、次は保証会社から催促が行われる仕組み になります。
ほとんどの銀行のカードローンの利用規約などにも書いてあることなのでよく確認してみてください。
銀行カードローンの保証会社の審査内容
銀行のカードローンの審査は保証会社によっても行われます。
その際には 通常の消費者金融の審査と変わらず『このひとはちゃんとお金を返してくれそうか』という観点で判断 されます。
ただし、銀行と消費者金融では、貸し付け対象も違いますし、融資限度額や金利も違っていますから、審査の基準が同じかというとそうではなく、 多少厳しくなっています。
また、銀行も消費者金融に全てを任せているわけでもありません。
申込者が自行の口座をもっていれば残高の確認を行ったり、ローンを利用していれば残債額の確認や返済履歴を確認し、銀行独自の審査も行います。
つまり、銀行カードローンを利用する場合は「銀行の審査」「保証会社の審査」「信用情報機関を利用した審査」の
3つの審査の壁を乗り越えないといけません。
これが消費者金融になれば「銀行の審査」はなくなり2つの壁になるので審査もとおりやすくなるという理由もあります。
なぜ、担保や保証人ではなく「保証会社」なのか。
銀行のカードローンの商品の特性を考えれば「保証会社」を利用することによって消費者にメリットが大きいから担保や保証人ではなく「保証会社」をつけています。
カードローンの利用者の多くは「今日中に借りたい」「今すぐ借りたい」と考えます。
また、「現金を借入することが恥ずかしい」「人には知られたくない」とも考えます。
そういった考えを持つ人に 担保や保証人を用意してもらうのは難しい ですね。
ですから「保証会社」が担保や保証人の代わりをして、お金を貸してあげましょう。というのが「カードローン」の特徴であり 最大のメリット でもあります。
保証会社があることによってメリットが多くある。
銀行のカードローンを利用するにあたって「保証会社」があることによって銀行も消費者も多くのメリットがあります。
銀行としては上記でも説明した3つの役割「審査」「代位弁済」「延滞時の催促」を行ってくれますし、消費者も「担保」や「保証人」を用意しなくても現金を借りることができます。
そして、保証会社も保証料が銀行からもらえるので、経営も楽になるという それぞれにメリットの大きい仕組み になっています。
銀行カードローンの審査を受ける上での注意点
1、延滞などの過去がある場合は別の保証会社で!
年月が経って信用情報から自己破産の記録が消えても、 消費者金融が独自に持っているデータは残っている ことがあります。
絶対審査に落ちるとは言い切れませんが、もしも長期間延滞したり、債務整理や自己破産などをしたことがあるひとは、そのときに借りていた会社が保証会社になっているカードローンは避けておいたほうが無難です。
2、審査に自信がない場合は信販会社系!
保証会社は消費者金融系と信販会社系に分けられます。 信販会社系の方が審査は甘い ので審査に自信がない場合はそちらを選んでみましょう。
3、同じ保証会社の審査は受けない。
セブン銀行の保証会社はアコム株式会社です。もし、セブン銀行の審査に落ちてしまったら、同じ保証会社であるソニー銀行や三菱UFJ銀行の審査には落ちやすいので受けないようにしましょう。
3つの注意ポイントを守って、自分にあった銀行のカードローン探しをしてみてはどうでしょうか?
自分の目的や受けたいサービスで商品を絞って、その中から利用したことのない消費者金融や保証会社の商品を選びが賢い方法ですよ^^
銀行のカードローンの目的やサービスを探すのならこちらを是非利用してみてください。