フリーターの私が見たキャッシングの審査・取り立て

 

フリーターをしていたときに消費者金融のキャッシングを利用したという男性が、申込み、審査(在籍確認)、取り立てなどについてお話しくださいました。

 

kotaerudansei体験者 :佐々木 草太(仮名)
性別  :男性
年齢  :24歳(当時)
借入先 :消費者金融3社
借入額 :200万円

 

 

コンパの誘いにのっかって、消費者金融へ申込み。

 

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わたしの借金は、バイト終りにコンパに誘われて消費者金融から2万円を借りたことから始まりました。

 

消費者金融の自動契約機へ申し込みに行きました。小さな建物の中に入ると機械があり、タッチパネルを使って手続きを進めていき、審査に通ればすぐに借りられます。

 

住所、氏名、生年月日、連絡先 などの個人情報を入力すると仕事に関する内容を聞かれました。

◇会社名
◇勤務先住所
◇電話番号
◇勤務形態(正社員、派遣、バイト)
◇年収

それから、他に借金をしているか?しているならいくらか?といったことなども入力していきます。

入力が終わると、本人確認書類などをスキャンし、機械の横に設置してある電話で消費者金融のひとと最終確認をします。

 

フリーターだし収入も少ないから審査に通らないかもしれないと不安に思っていたのですが、50万円まで借りられる言われました。

正直なところ「こんなに借りられるの?大丈夫か!?」と驚きましたが、貸してくれるってことは大丈夫ってことなんだろうとなんとなく思い、とりあえず必要な2万円だけ借りて外に出ました。

 

 

バイト先への在籍確認は、不在でもOK。

 

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キャッシングの審査では「本当にその仕事をしているのか?」を確認するために、勤務先に電話があります。在籍確認といいます。

 

わたしは自動契約機にいたのでかかってきた電話にでることはできなかったのですが、それでも問題ありませんでした。本人が不在で電話に出なくても、籍があることが分かればいいのです。

 

消費者金融「〇〇といいますが、佐々木さんはいらっしゃいますか?」
従業員  「佐々木はもう帰宅しました。」
消費者金融「そうですか、ありがとうございました。失礼します。」

こんな感じですね。

 

消費者金融名は言わず個人名でかけてきたらしく、「○○さんから電話があったよ」とメモが残されていただけでした。

 

 

キャッシングはあっという間に借金が増える。

 

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2万円だけ借りてすぐに返すつもりだったのですが、気付けば50万円の限度額いっぱいまで借りていました。

限度額が大きかったので、「まだまだ大丈夫」と思って1万円、また1万円・・と借りてしまいだんだん増えていったのです。

 

これがキャッシングの怖いところで、借りられる枠が残っているとまだ余裕があると感じてしまい、限度額いっぱいになってやっと自分の状況に気付くのです。

さらに、わたしの場合は、限度額を増やしたり他の会社からも借り入れて、借金額が200万円にまでなりました。

 

 

延滞して督促の連絡がくる。

 

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借金が多額になると毎月の返済額が増えるので延滞することが多くなり、督促連絡がくるようになりました。

数日~1週間程で自宅へハガキが届き、携帯にも電話がかかってくるのですが、内容は「○月○日までに返済してください」というものです。

「いつまでなら払えますか?」と聞かれることもありました。

 

いずれにしても、怖い態度を取られたことは一切なくて、丁寧かつマニュアル的な対応でした。わたしは逆にコワイとも感じましたが、取り立てに脅えないで済んだのは有り難かったですよね。

 

 

わたしがキャッシングに対して思うこと。

 

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もう返済できない!となったわたしはプロに相談して任意整理をすることになり、キャッシングから足を洗いました。

 

キャッシングのおかげで助かった~というひとも多いと思いますが、いつの間にか多重債務になっていたというひとも多いんです。

 

わたしは、小さいころから借金はするもんじゃないと教わってきましたし、ギャンブルをするわけでも、金遣いがすごく荒いわけでもないのに、複数の会社から200万円の借金をつくってしまいました。

その原因を考えてみると、借金意識が薄い(もしくは薄くなってしまう)ことが思い浮かびました。

 

◇自動契約機、インターネット、電話など、申し込み時にひとと顔を合わせないで済んでしまうので罪悪感がありません。

◇コンビニやスーパーに提携ATMがあるので、いつでもどこでも手軽に借りられちゃいます。

◇取り立てすらも丁寧な口調でお客さま扱いです。

 

最初はいろいろ悩んでドキドキしながら申し込んだとしても、あっという間に自分のお金を引き出しているような感覚に陥ってしまうのです。

今はとんだ勘違いだったと分かりますが、当時はまったく気付かなかった。

わたしのような事態にならないよう、キャッシングは借金ということをどうか忘れないでください

 

 

(編集後記)

 

この体験談をお読みいただいて「フリーターでも審査に通るの?」「200万円も借りられるの?」と疑問に思った方もいるかと思います。

 

まず、「フリーターでも審査に通るの?」という疑問から。

 

フリーターだからという理由だけで審査に落ちることはありません。

キャッシングの審査では、雇用形態(正社員、派遣、アルバイト、パート)だけが重視されるわけではなく、さまざまなことを総合的に判断されます

一般に、派遣やアルバイト、パートでも次のようなひとは有利だと言われています。

◇安定した収入が継続的にある
◇社会保険や組合保険に入っている
◇クレジットカード、借金の利用歴がキレイ(利用したことがあるが滞納がない)

 

次に、「200万円も借りられるの?」という疑問。

 

当時、佐々木さんは年収300万円程でしたが、消費者金融から200万円借りることができました。しかし、現在は同じ年収で200万円を借りることはできません。

これは、総量規制という決まりができたからです。

 

総量規制とは・・・
ざっくりいうと、消費者金融やクレジットカードのキャッシングは、全部合わせて年収の3分の1までしか借りられないという法律です。

ですから、年収300万円なら100万円までしか借りることはできません。

 

※総量規制について、詳しくこちらの記事で解説しています。
 『総量規制とは?あなたはいくら借りられる?!